歌手を志している人は、オーディションを受けて歌手になろうとまず考えるのではないでしょうか。
確かに、オーディションから歌手になる人は多く、また大手芸能事務所が主催するオーディションなどはデビュー直後から知名度が高いといったメリットがあります。
※必ずしもデビュー直後から知名度を得られるとは限りません。
この記事では、特に初心者の人に向けたオーディションの選び方や、オーディション以外で歌手活動を行う方法についてお伝えします。
オーディションの流れや、オーディションを突破するコツも説明していますので、ぜひ参考にして歌手デビューを勝ち取ってください。
歌手オーディションにはどんな種類がある?
「歌手オーディション」と一口に言っても、ジャンルや形式はさまざまです。
自分が目指す方向性に合ったオーディションを選ぶことが、合格への第一歩になります。
ジャンル別のオーディション
- ポップス・J-POP系:最も募集が多いジャンル。ソロシンガーとしてのデビューを目指す方向け
- シンガーソングライター系:自作曲でデビューしたい方向け。作詞・作曲の能力も評価される
- アニソンシンガー系:アニメソングに特化したオーディション。声質や表現力が重視される
- アイドル系:グループでの活動が前提。ダンスやビジュアルも審査対象になることが多い
- バンドボーカル系:バンドのフロントマンとして活動したい方向け
- 顔出しなし系:顔を出さずに声と楽曲で勝負するスタイル。近年急速に増えている
自分がどのジャンルで活動したいのかが明確であれば、応募先を絞りやすくなります。
まだ決まっていない場合は、ジャンル不問で「個性」を重視しているオーディションを選ぶと良いでしょう。
応募方法による違い
- オンライン完結型:スマホで応募 → 音源送付 → オンライン面談。自宅からすべて完結する
- 会場型:指定会場に足を運び、審査員の前で歌唱する従来型のスタイル
- 動画投稿型:YouTubeやSNSに投稿した動画で審査されるタイプ
最近はオンライン完結型のオーディションが主流になりつつあります。
地方に住んでいる方や、仕事で忙しい方でも気軽に応募できるのが大きなメリットです。
歌手オーディションの流れ
オーディションの審査は、一般的に以下のステップで進みます。
STEP1:書類審査(エントリー)
ほとんどのオーディションで、まずは書類審査がおこなわれます。
応募フォームにプロフィールや写真を入力して送信します。
最近はWeb上でエントリーが完結するものも多く、書類審査へ参加するハードルは低くなっている傾向にあります。
志望動機や自己PRを書く欄がある場合は、「なぜ歌手になりたいのか」を自分の言葉で具体的に書くことが大切です。
テンプレート的な文章よりも、あなた自身のエピソードや想いが伝わる内容の方が、審査員の目に留まります。
STEP2:歌唱審査
書類審査を通過したら、次は歌唱審査です。
自宅やカラオケで録音した音源を送付する形式が多く、会場に行く必要がないオーディションも増えています。
選曲のポイントは、難しい曲を選ぶよりも、自分の声の魅力が一番伝わる曲を選ぶことです。
審査員は歌の上手さだけでなく、声の個性や表現力を見ています。
STEP3:面談(最終審査)
歌唱審査を通過すると、最終面談に進みます。
オンラインで実施されることが多く、スマホがあれば自宅から参加できます。
面談では歌手を目指す理由や、今後の活動に対する意欲が問われます。
緊張するかもしれませんが、飾らず正直に話すことが一番の好印象につながります。
なお、何次選考まであるのかはオーディションごとに異なるため、募集要項に必ず目を通しておきましょう。
未経験・初心者でも歌手オーディションに応募できる?
「音楽経験がないのに応募していいのだろうか」と不安に思う方は少なくありません。
結論から言うと、歌手オーディションの多くは未経験者にも門戸を開いています。
審査員が見ているのは現時点での完成度だけではなく、「今後どれだけ成長できるか」という伸びしろです。
未経験者は歌い方のクセが少なく、指導を素直に吸収できるという点で、むしろプラスに評価されることもあります。
ボイストレーニングを受けたことがなくても合格できますか?
はい、可能です。
特に未経験者向けのオーディションでは、技術よりも「声の魅力」「表現力」「個性」が重視されることが多いです。
基礎ができていなくても、今後の伸びしろを見て合格になるケースは珍しくありません。
もし歌唱力を伸ばしたいと感じるなら、オーディションを受けながら並行してトレーニングを始めるのも良い方法です。
未経験者向けとプロ志向のオーディションの違い
オーディションには、大きく分けて「未経験者向け」と「プロ志向」の2種類があります。
| 未経験者向けオーディション | プロ志向オーディション | |
|---|---|---|
| 対象 | 初心者・未経験者歓迎 | プロ志望者・経験者向け |
| 求められるスキル | 歌唱力よりも個性・表現力を重視 | 高い歌唱力・パフォーマンス能力 |
| 審査ポイント | 伸びしろ・可能性・独自の魅力 | 即戦力としての完成度 |
| 合格後のサポート | レッスンや育成プログラムあり | 即デビューや契約の可能性あり |
| ハードル | 比較的低い | 高い(競争率が高く、経験者が多い) |
初心者がいきなりプロ志向のオーディションに挑戦するのは難易度が高いため、最初は「未経験歓迎」と明記されたオーディションからスタートするのがおすすめです。
まずは「自分の歌がどのくらい評価されるのか」を知ることが、合格への近道になります。
歌手オーディションの年齢制限と費用は?
年齢制限はオーディションによって異なる
- 大手アイドル系:15歳〜25歳など、年齢制限が厳しいケースが多い
- 大手レーベル(ソロ):年齢不問の場合もあるが、若年層が優遇される傾向
- インディーズ系・プロダクション系:年齢不問のオーディションが増えている
「歌手は若くないとなれない」というイメージがありますが、30代・40代から歌手デビューする方は実際にいます。
社会人として働きながら挑戦できるオーディションも増えており、年齢や人生経験があるからこそ出せる表現が評価されることもあります。
年齢制限はオーディションごとに異なるため、応募前に必ず募集要項をチェックしましょう。
応募は無料がほとんど
オーディションへの応募自体は無料のものがほとんどです。
エントリーフォームを送信するだけなので、応募の段階でお金がかかることは基本的にありません。
合格後に費用が発生するケース
合格後に楽曲制作やレコーディングの費用が発生するケースがあります。
プロの作曲家によるオリジナル楽曲の制作、スタジオでのレコーディング、全国配信のための準備には当然コストがかかります。
大切なのは、費用に見合ったサポート内容が含まれているかどうかを確認することです。
- オリジナル楽曲をプロが制作してくれるか
- プロのスタジオでレコーディングできるか
- 全国配信サービスでリリースしてもらえるか
- ボイストレーニングなどのスキルアップ支援はあるか
これらが含まれていれば、費用は「歌手デビューへの投資」と考えることができます。
逆に、費用だけかかってサポート内容が曖昧な場合は注意が必要です。
顔出しなしで応募できるオーディションもある
「歌手になりたいけど、顔は出したくない」という方は意外と多くいらっしゃいます。
結論から言うと、顔出しなしで応募できるオーディションは存在します。
顔を出さずに活動するアーティストは今の音楽シーンでは主流のひとつで、シルエットやイラストのビジュアルで活動し、声と楽曲の力だけで多くのファンを獲得しています。
顔出しなしのスタイルであれば年齢もリスナーに伝わらないため、会社員として働きながら活動したい方、容姿ではなく歌の実力で評価されたい方に最適な選択肢です。
Fill Entertainmentでは「顔出し無しオーディション」を業界に先駆けて2021年から実施しています。
詳しくは顔出し無し歌手オーディションの詳細ページをご覧ください。
声の個性が伝わる選曲をする
「上手い」と「印象に残る」は違います。
技術的に完璧な人よりも、「この声、もっと聴きたい」と思わせる個性がある人の方が合格しやすい傾向があります。
個性は練習で作るものではなく、あなたの声にすでに備わっているものです。
無理に高難易度の曲を選ぶのではなく、その個性が最も引き立つ曲を選び、自然体で歌うことが大切です。
本気度が伝わる準備をする
面談で審査員が見ているのは、テクニックだけではありません。
「この人は本気で歌手になりたいんだ」という意志が伝わるかどうかが大きなポイントです。
「歌うことが好きです」だけではなく、具体的なエピソードを交えて「なぜ歌手を目指すのか」「どんなアーティストになりたいのか」を自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。
歌手オーディションを突破するコツ
オーディションを受けるのなら、合格したいと思うのが普通ですよね。
しかし、歌手オーディションは倍率が高くただ「歌が上手い」や「熱意がある」だけでは突破しにくくなっているのが現状です。
歌の技術を磨くのはもちろんですが、それだけでは埋もれてしまい、オーディションの突破はなかなか難しくもあります。
そこで、技術面以外で歌手オーディションを突破するコツを2つお伝えします。
この項目で解説することを参考に、ぜひオーディションを突破を目指してくださいね。
実績を積む
まず、実績を積むとよいでしょう。
実績とは、例えば以下のようなことが挙げられます。
- 自主企画ライブでの動員数
- 配信アプリにおけるフォロワー数
- 自主制作CDの売上枚数と売上金額
このような数字が大きければ大きいほど、実績としてオーディションでは有利に働きます。
ただ、中には完全な新人を発掘したいオーディションもありますので、募集要項をよく確認してから応募しましょう。
自分のなりたい将来像をはっきりと伝える
次に、自分のなりたい将来像をはっきりと伝えることです。
- 歌手になってどうしたいのか?
- なぜ歌手になりたいのか?
- どのような歌手になりたいのか?
実技試験や面接では、審査員からこのような質問を受けることが少なくありません。
その際に「歌が好きだから」だけでは、審査員の心にはなかなか響きにくいでしょう。
それならカラオケに行けば良い話だ、となってしまいます。
「なぜ歌手でなければいけないのか」ということを主軸に、ぜひ考えてみてください。
そして「どんな歌手になりたいか」「10年後はどうしていたいか」など、将来まで見据えた回答ができるようにしておいた方が良いでしょう。
声の個性が伝わる選曲をする
「上手い」と「印象に残る」は違います。
技術的に完璧な人よりも、「この声、もっと聴きたい」と思わせる個性がある人の方が合格しやすい傾向があります。
個性は練習で作るものではなく、あなたの声にすでに備わっているものです。
無理に高難易度の曲を選ぶのではなく、その個性が最も引き立つ曲を選び、自然体で歌うことが大切です。
本気度が伝わる準備をする
面談で審査員が見ているのは、テクニックだけではありません。
「この人は本気で歌手になりたいんだ」という意志が伝わるかどうかが大きなポイントです。
「歌うことが好きです」だけではなく、具体的なエピソードを交えて「なぜ歌手を目指すのか」「どんなアーティストになりたいのか」を自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。
【初心者向け】歌手オーディションの選び方
歌手オーディションは、個人で主催しているものまで合わせると、年間で数えきれないほどのオーディションが開催されています。
たくさん選択肢があると思われるでしょうし、初心者の方は特にどのオーディションを受けたら良いのか迷ってしまいますよね。
初心者におすすめの、歌手オーディションの選び方は優先度が高い順に、以下のとおりです。
- 大手芸能事務所主催のオーディションを受ける
- 音楽プロダクション主催のオーディションを受ける
- 自分の歌いたいジャンルからオーディションを選ぶ
次の項目から、それぞれ詳しくお伝えしていきます。
大手芸能事務所主催のオーディションを受ける
まずは「SONY」「avex」「研音」など、大手芸能事務所が主催しているオーディションを受けてみることをおすすめします。
大手芸能事務所が主催しているオーディションなら、マスコミなどからの注目度も高く受かった時点である程度の知名度が獲得できる可能性が高いです。
また、合格後に手厚いレッスンやサポートが受けられますし、自身の経歴にも箔がつくでしょう。
ただし、大手芸能事務所が主催するオーディションはそれだけ倍率も高くなります。
前の項目で紹介したコツを確認し、ぜひ挑戦してみてください。
音楽プロダクション主催のオーディションを受ける
次に、音楽プロダクション主催のオーディションを受ける方法です。
大手芸能事務所主催の歌手オーディションは、たしかに注目度が高く合格後のサポートも手厚いです。
ただ、場合によっては俳優や女優と兼任となったりなど、歌手を専門にデビューできないケースも少なくありません。
そこで、音楽プロダクション主催のオーディションを受けることも視野に入れるとよいでしょう。
音楽プロダクションは、その名の通り音楽に特化したプロダクションですので、より歌手活動に専念できることが期待できます。
音楽プロダクションのオーディションも、大手芸能事務所のオーディションと並行して受けてみると良いでしょう。
自分の歌いたいジャンルからオーディションを選ぶ
歌手のオーディションを探している人の中には
「絶対にアニソン歌手としてデビューしたい!」
「演歌歌手になりたい」
「個人ではなくロックバンドでデビューしたい」
など、自分の歌いたいジャンルが決まっている人も多いのではないでしょうか。
その場合、自分の歌いたいジャンルに特化したオーディションを受けるのがおすすめです。
例えば、アニソン歌手としてデビューしたいなら「アニソン歌手 オーディション」と検索すると、アニソンに特化したオーディション情報が閲覧できます。
その後は前述したように、なるべく大手芸能事務所や音楽プロダクションが主催しているオーディションを選ぶのがおすすめです。
オーディション以外で歌手になる方法
確かに、オーディションに受かってデビューするのが正統派なイメージがあるかもしれません。
ただ、前述したように歌手のオーディションは倍率が高く、なかなか突破できない人が多いのが現状です。
とはいえ、オーディションに受からないと歌手に慣れないわけではありません。
配信や路上ライブから人気を得てデビューしたり、オーディションを経ないでまずプロダクションに所属してからデビューを目指すといった方法もあります。
次の項目から、オーディション以外で歌手になる方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
配信者から歌手になる
最近は、配信アプリの普及により「配信者」と呼ばれる人が有名な存在となりつつあります。
配信者のジャンルは多岐にわたり、歌を主に配信している配信者も多くいます。
そのため、配信者を経て歌手になるのも良いでしょう。
配信の利点は主に以下の5つです。
・時間を問わず家から配信できる
・コメント機能でファンの人と交流できる
・歌だけでなくお話配信などもできる
・初期費用がほとんどかからない
・努力次第でファンをつけやすい
配信の魅力はなんといっても、家から24時間好きなときに配信が可能なことでしょう。
視聴者もライブ会場へ足を運ばずとも配信が見られるので、気軽に配信を見てくれます。
まずはファンをつけるための手段として、配信アプリの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ライブに出演する
前述したように、ライブの出演や動員数は自身の大きな実績となります。
ライブハウスや演奏ができるバーなど、自主企画でのライブを受け入れている施設は多くあります。
自主企画でなくとも、音楽仲間を募って合同開催にしても良いでしょう。
そこからファンの獲得にも繋がるので、最初は勇気がいるかもしれませんが、ぜひライブへは積極的に参加してみてください。
音楽プロダクションに所属する
デビューはせずとも、音楽プロダクションに所属している歌手候補生は多くいます。
音楽プロダクションに所属するメリットとしては
・レッスンが受けられる
・デビューのチャンスが多い
・同じ志の仲間が多い中で切磋琢磨できる
などがあります。
ただし、上述したように悪徳業者もありますので、プロダクション選びは慎重にしましょう。
Fill Entertainmentのオーディションという選択肢
Fill Entertainmentは2005年にボイストレーニングスクールとして創業し、2013年からアーティストマネジメントを開始した音楽事務所です。
これまでに1,000名以上のアーティストがデビューしており、年間約2,000名の方がオーディションに応募しています。
- 年齢不問:18歳以上であれば何歳でも応募可能。30代・40代の合格者も多数
- 未経験OK:プロ経験がなくても応募できます
- 顔出しなしで活動可能:業界初の顔出し無しオーディション
- オンライン完結:スマホひとつで全国どこからでも応募
- 応募無料
審査では歌唱力だけでなく、人柄と本気度を丁寧に確認しています。
ボイストレーニング経験がない方でも、今後の伸びしろを見て合格になることは珍しくありません。
合格後はプロの作曲家によるオリジナル楽曲の制作、プロのスタジオでのレコーディング、全国配信リリース、マンツーマンのボイストレーニングなどのサポートを受けられます。
「まずは挑戦してみたい」という方は、ぜひ下記をご覧ください。
まとめ
歌手のオーディションを受ける際は、以下のことを念頭においておくと、詐欺被害や悪徳プロダクションに騙されにくいです。
・大手芸能事務所が主催するオーディションにエントリーする
・音楽プロダクションが開催するオーディションにエントリーする
オーディションにエントリーする際は、実績を積んでおいたり自身のなりたい将来像を明確にしておくと、突破しやすいです。
またオーディション以外でも、以下の方法で歌手デビューを目指すのも良いでしょう。
・配信者から歌手になる
・ライブに出演する
・音楽プロダクションに所属する
歌手になるのは容易ではないですが、様々な方法で歌手を目指すことが可能です。
ぜひ自分に合った方法やオーディションを見つけ、歌手デビューの夢を叶えてくださいね。







