はじめてのオーディションなどは特に緊張すると思いますし、どのようにすれば良いのか分からないですよね。
今日は、歌手・シンガーオーディションを受ける上で合格率をアップさせる方法はもちろん、どのように受ければ良いのかをお伝えしていきます。
歌手・シンガーオーディションで合格率をあげる方法
ずばり下記の4つを気をつけるだけで格段に合格率はアップします。
- 写真はバストアップと全身写真を表情が分かるように撮影する。
- 面談時の質問に対して敬語でハキハキと、回答が無駄に長くならないようにする。
- 歌は好きな歌ではなく得意かつ魅力的に見える歌を歌う。
- 夢をできる限り具体的に伝える。
どれもすぐに改善できますし、すぐにでもアクションを起こせる内容ばかりです。
上記4つをしっかりできれば、格段に合格率が上がりますので、一個ずつ具体的に解説していきたいと思います。
1.写真はバストアップと全身写真を表情が分かるように撮影する
まずバストアップ写真というのは胸上写真の事を指します。
ごくたまに、胸元をアップした写真を送られる方がいらっしゃるのですが、胸~顔にかけての写真になります。
※わかりやすく言うと証明写真のような内容です。
そして全身写真はそのまま、全身のお写真です。
髪はアップにする
これはバストアップでも全身でも同じですが、髪はアップにして表情、輪郭が隠れいないように撮影します。
一人で撮影が難しければ、スマホのタイマー機能や親、友人に撮影してもらいましょう。
プリクラや友達との記念写真はやめよう
自分自身が単体で写っているものを使いましょう。
極端に暗い、明るい写真はやめよう
あくまで相手に自分がどのようなルックス、体型なのかを確認してもらう為の写真ですので、極端に影ができていたり、光が当たって白飛びしているようなものはやめましょう。
補正アプリを使わない
スマホアプリなどで、盛った写真にしないようにして下さい。
あくまでナチュラル、加工する前の写真を使って下さい。
できれば写真館やフォトスタジオで宣材写真を撮影してもらおう
可能であれば、フォトスタジオなどで宣材写真をカメラマンに撮影してもらいましょう。
「オーディション用の宣材写真を撮りたいのですが」と問い合わせればOKです。
料金はスタジオによって違いますが、安いところもたくさんありますので、というか安くても全然OKなのでこういったところできちんとした写真を撮影してもらうととても良いですね。
写真はどんなオーディションでも必要になる事が多いので、応募する前に写真を事前に用意しておくとオーディション応募後のやり取りもスムーズです。
2.面談時は敬語でハキハキ、話は簡潔に
面談時は色々と、例えば下記のような質問をされます。
- 音楽経験の有無。
- いつから音楽活動をしているのか、もしくはやりたいと思ったのか。
- 現在は何か活動をしているのか。
- SNSは使っているか。
- 今は何の仕事をしているのか。
- どんなアーティストが好きか。
- 尊敬する人はいるか。
- 人生において何を大事にしているか。
- なぜオーディションを受けようと思ったのか。
などなど、色々な質問がされます。
質問に対して、どのように回答すれば良いのかは質問の内容により様々ですが、大事なのは敬語を使う事と簡潔に回答する事です。
それぞれ解説します。
敬語を使おう
です、ます、などの敬語が使えず語尾が「っす」などになってしまったり、一人称を「オレ」と言ってしまうなどは絶対NGです。
友達だったら全然OKですが、初対面で相手がどんな人なのかを知る場所ですから、合格を目指すのであれば相手が不快に思うような発言、喋り方は控えるのが無難です。
簡潔かつ的確に回答しよう
簡潔に回答するというのは、「はい」「いいえ」のみで済ませるとかではありません。
きちんと会話をするのですが、答えが回りくどくならないようにしましょう。
よくあるのですが、「あれ、そういえば質問てなんでしたっけ…?」と、結局何が言いたいか自分でも分からなくなってしまうパターンや、
正確に回答するとボロが出そうで抽象的に回答をしてはぐらかすパターンもあります。
例えば悪い例として、質問にて「普段ライブをやる時は自分自身の力でどれくらいの人数の集客が可能ですか?」聞かれた際に、
「あ、ワンマンだと頑張ればそれなりにいきます、普通にライブやるくらいだと何人だろう…あまり数えていないかもしれないので分からないっす…」といった具合に回答すると、
「ん?結局ワンマンで何人集められるの?てか話はぐらかしてる?具体的な数字や規模感、今の実力を知りたいんだけどなぁ…」
と思われてしまいます。
良い回答としては、「はい、毎月3回くらいライブを行っているのですが、大体どのライブでもブレはありますが平均集客は10人ほどです!」
といった具合に簡潔に、かつ具体的に回答をしましょう。
3.歌は好きな歌ではなく得意かつ魅力的に見える歌を歌う
以前、『歌手オーディションでの曲選び方法』にて詳しく解説をさせて頂きましたので、細かく知りたい場合はお読み頂きたいのですが、
簡単に言えば、
- 好き嫌いで選ばず、自分の良さを最大限に出せる楽曲を選ぶ
- 適切なキー設定で歌う(原曲キーで歌えたらカッコいいというのは妄想です)
※適切なキーで歌うのは、適切なサイズの洋服を着るのと同じようなニュアンスです。
取りあえずは最低限、この2つができればOK。
細かい内容については前述の『歌手オーディションでの曲選び方法』を参考にしてみて下さい。
4.夢をできる限り具体的に伝える
これは前述の『2』の面談時のお話でもあるのですが、夢だったり今後の目標について聞かれた際にできる限り具体的に回答をする事が大事です。
将来の夢、目標はありますか?と聞かれた時によくある回答としては、
- 武道館でライブしたいです
- ミュージックステーションに出たいです
- とにかく売れたいです
という回答が非常に多いのですが、もちろんそれでもOKなのですが、求められているのは『夢+計画性』なのです。
ですので、ベストな回答としては
- いつまでに何をしたいのか
- そのために今は何をしているのか、もしくはしようとしているのか
を織り交ぜて回答する事です。
例えば、
「将来は紅白歌合戦出場を本気で目指しています。
なので、今できる事としてルックスも変えていきたいので筋トレ、ダイエット、もちろん歌の練習としてボイトレも通っています。
アーティスト活動は始めたばかりなのでSNSでの発信力はまだまだですが、毎日ツイキャスで毎週フォロワーは10人増やすように心がけて動いています。」
と答えたとすると、
「(なるほど、計画性をもって、ちゃんと考えて行動しているんだな)」と思ってもらえるでしょう。
ただ音楽が好きでオーディションを受けている人、本気で夢を叶えたくてオーディションを受けてる人、このどちらに自分が分類されるのかによって合格率は変わってきますね。
以上、オーディションの合格率を格段にあげる方法を4つ紹介させて頂きました。
是非、オーディション頑張って下さい!