ずっと歌手になりたい、プロとして歌っていきたい、そのように思い日々夢を追っている、もしくはくすぶっている人は少なくないのではないでしょうか。
今回は歌手になる方法、歌でプロになるにはどうすれば良いのか、もちろん全員が超有名歌手になれるわけではありませんが、ファンをつけて着実にプロとしての歌手になる具体的な方法をお伝えしていきたいと思います。
歌手になる方法・歌でプロになるにはどうすれば良いのか?
前述のように、もちろんこれを読めば必ずプロになれる、というわけではありませんが、少なくとも『歌手になる』事はでき、また歌手としての活動もスタートさせていく事ができるのはお約束します。
※これを読んでいるあなたの気持ち、行動力次第で明日からでもできます!
そもそも歌手とは?
歌手とは…
シンプルに歌を歌う人。
もちろん、プロと呼ばれるには『歌で稼ぐ人』です。
歌う事に免許や資格は必要ありませんし、なんなら専門学校などにも通わずプロになった人もいます。
学ばなくても歌手になれるし、誰でも目指せるものでもあります。
なぜなら、歌は誰でも歌えるからですね。
※学ぶ事を否定するわけではありません、ある程度のレベルに達すると音楽理論が必要になってくる事になるでしょう。
歌が歌えれば歌手なの?
とは言え、歌を歌えればそれだけで歌手と言っていいのか?
言う分には構いませんが、プライドや自信がそれをOKとするか、はたまた他人からそのように認めてもらえるのかとなると、少しハードルは上がりそうですね。
なので、前述のように歌手である、と言うもしくは呼ばれるためには『歌で稼ぐ』が重要です。
ここからは歌手としてどうやってお金を稼いでいく事が可能なのかを解説していきます。
歌手としてどんなお仕事があるのか?
実は歌手としてのお仕事は色々あるのです。
一般的には歌手=オリジナル曲をリリースして、売れて、カラオケで歌われたりして印税が…といったイメージがあるかもしれませんが、それだけではありません。
幅広い歌手のお仕事を紹介しましょう。
- オリジナル曲のリリースと販売
- ライブ活動、コンサート出演
- バックコーラス
- プロデュース業
- バーなどお店での演奏活動
- ボイストレーナー
- 仮歌
などなど、これらが主なお仕事でしょうか。
ボイストレーナーも?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ボイストレーナーも立派な歌手のお仕事の一つなんですよ。
ちなみに仮歌というのは、デモ音源におけるレコーディングで、仮で歌を録音するお仕事です。
プロデュース業は歌から派生したようなお仕事でもありますが、根本には歌があります。
表舞台で活躍する歌手の方が目立ちますが、実は裏方(分かりやすく裏方と言います)としてバックコーラスの仕事があったりもします。
表に顔を出さない歌手のお仕事まで幅広くあるんですね。
その中でも始めやすいものとしては仮歌やライブ・コンサート活動、オリジナル曲のリリースと販売などでしょうか。
インディーズとメジャーの違い
「メジャデビューしたい!」と歌手を目指す人であれば、一度は思い描くサクセスストーリー。
しかし、「メジャーとインディーズって何が違うの?」と聞かれて明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。
細かく説明するのが今回の主旨ではありませんのでざっくりと説明しますと…
【メジャーとは】
- メジャーはアーティストにお金をたくさんかけてPRしてくれる
- 結果が振るわないと簡単に見捨てられる
- 頂ける報酬が少ない
【インディーズとは】
- インディーズは規模がメジャーより小さくなるがけどPRしてくれる
- どうやって結果を出していくか、二人三脚でやっていくような側面もあり
- その分頂ける報酬も高くなる
つまり、メジャーの方が有名になるには効率が良いと言えますが、より多くの人が動いてくれたりプロモーションにも費用がかかるので、アーティストとしての実入り(報酬)が低くなりがちです。
そしてメジャーでそこまで大々的に宣伝してもらったり、自分に対して色々やってもらえるとプレッシャーも当然あります。
自分はそれに応えていけるのだろうか、と。
自身も商業的な数字部分を嫌でも気にしちゃいますし、好きで始めた音楽がだんだん楽しくなってきて、むしろ苦しくなる可能性すらあります。
じゃあ逆にインディーズがいいの?と言えばいい部分ももちろんあります。
メジャーを自ら脱してインディーズになる人もいます。
結局は人それぞれ、相性の問題もあります。
ですから、一概にメジャー、インディーズ、どっちが良いかというのは言えず、人それぞれと言えます。
歌手になる方法
さて、歌手とそのお仕事についてお伝えしましたが、ここからが本題です。
どうやって歌手になるのか、歌でお金を稼ぐ方法、と言い換える事もできます。
早速、その方法をお伝えしていきましょう。
- オーディションで合格する
- ライブに出演する
- ネットで音源公開
- YouTubeで歌ってみたやオリジナル曲を公開する
- ライブ配信サービスを活用する
- 未経験でも仮歌のお仕事に応募してみる
- デモテープをレコード会社などに送る
歌手の仕事の中で、ボイストレーナー、バックコーラスなどはある程度経験を積まないとできないものが多いので、表舞台としての方法をメインに書きました。
1.オーディションで合格する
歌手・シンガーオーディションは世の中にたくさんあります。
ネットとかで検索しても出てきますし、オーディション情報を集めたサイトなどもあります。
このブログを書いているFill Entertainmentでもオーディションを主催しています。
※興味のある方は下記よりご応募下さい、大事なのは熱意です。
しかしオーディションによっては合格後に費用がかかるものもあります。
当社(Fill Entertainment)が主催のオーディションも合格後は所定の費用を頂いている形を取らせて頂いております。
オーディションで合格する事で、即デビューできる事もありますし、はじめの一歩として応募して養成所などに入るのもありです。
費用がかかるからと言って悪いわけではありません。
※自社を肯定しているわけではありません。
大事なのは費用がかかるなら、いくらなのか、自分でできる内容かどうか、自分が望んでいる内容か、です。
2.ライブに出演する
ライブに出演する事で、逆にお金を払わないといけない場面もあります。
いわゆるチケットノルマという形でコストがかかります。
別にお金を払う事が悪いわけではありませんが、「稼げない事もあります」という事です。
しかし、人前に出て歌うという事は、チケットが売れたら自分の稼ぎになる可能性が十分にあるという事です。
ライブはすごくシンプルですよね。
なんなら路上ライブとかで投げ銭を得るのも方法の一つです。
とにかく歌おう、とにかく歌を聴いてもらおう、知ってもらおう、こういった考えが最初の行動のスタートラインです。
また、ライブ出演を重ねると横のつながりも増えます。
横のつながりが増えて、業界人とつながる事も少なくありません。
業界人にアピールするチャンスを自身で切り開いていき、デビューの足がかりにしていきましょう。
3.ネットで音源公開
いまやインターネット時代で、色々なサービスがあります。
無料で利用できるものもたくさんありますので、自分の歌をまずはネットで公開するのもありです。
当然、公開するだけでは誰も聴いてくれない可能性が高いので、いかに宣伝していくかが大事です。
その上で、SNSの活用やこのあとお話するライブ配信サービスの活用をしていくと良いでしょう。
有名なプラットフォームですと、YouTube、TikTok、Instagram、Xなどでしょうか。
それぞれのプラットフォームには特性がありますので、その特性を理解し、的確に運用をしていく事が大事です。
例えばYouTubeであればどれくらいの頻度でアップするのか、動画の撮影の仕方、録音の仕方、動画をアップする時間帯、他の動画投稿者でどのような動画が人気があるのか、などリサーチが必要になります。
ただアップするだけでなく、作戦を立てて、リサーチをして、実施していく事がとても大事です。
アーティストや歌手の方で、「とりあえずアップしてみたけど誰でも見てくれないから、もうやめました」という方が非常に多いのですが、大体の場合はリサーチや作戦の立て方、実行力に不足がある事が多いです。
4.YouTubeで歌ってみたやオリジナル曲を公開する
3のネットで音源公開とほぼ同じですが、長期的に見てYouTubeを活用するのは大事と言えます。
ライブ配信などは短期的に見てファンが増えやすいですが、長期的に見ると伸びには限界があるように感じます。
前述のようにそれぞれのプラットフォーム(媒体・サービス)によって特性が異なりますので、長期的に考えてYouTubeに挑戦をするのも大いにアリです。
5.ライブ配信サービスを活用する
色々なサービスがあります、SHOWROOM、Pococha、ワンセブンライブなどなど。
どれからスタートしても良いと思います。
先ずはやる事から始めましょう。
継続が大事です。
そう、YouTubeやライブ配信サービスもそうですが、何でも継続が大事なんです。
歌手として活用をしていく事はできても、お金を稼ぐ事ができない人は継続ができていない人、これが一番多いんです。
余談ではありますが、いかに自分が続ける事ができるか、そういった目線で自分がやる事を決めていくのが大事ですね。
6.未経験でも仮歌のお仕事に応募してみる
取り合えず、仮歌のお仕事を検索して探して応募してみるのもアリです。
ただ、仮歌は自分で録音しないといけない場合もあります。
自宅にレコーディングの環境が揃っているのであればやりやすいですが、そうじゃないと難しい事もあります。
もちろん、募集元の会社などに出向いてレコーディングをするパターンもあります。
でも色々難しく考えず、行動する事が大事です。
「あなたの歌だとちょっとお仕事は難しいですね…」と、さすがにストレートにそこまで言われないかと思いますが、仕事に応募しても仕事に繋がらない、という事であれば自分の実力がまだまだだなという、立ち位置の確認にもなります。
7.デモテープをレコード会社などに送る
方法としては結構昭和な方法でもあるのですが、しかしいまだにある方法なのです。
デモテープという言い方も古いですが、要は自分の歌の音源をレコード会社に送ります。
最近のレコード会社や芸能事務所では、「SNSでフォロワーどれくらいいるのか?その上で歌は、曲はどうなのか?」という事に着目しています。
なのでSNSでの活動はとても大事ですし、ライブ配信やYouTubeなどはとても重要なわけです。
オリジナル曲が無い場合、Fill Entertainmentのオーディションで合格すればオリジナル曲の制作も可能ですので、自分でオリジナル曲を作れないという方はぜひFill Entertainmentのオーディションにも挑戦してみて下さい。
有名になる、売れる方法はあるのか?
必ずしも有名になったり、売れる方法があるわけではありません。
それこそメジャーデビューをして大きなお金をかけてもらい、売り出してもらいドラマやCMなどで楽曲を起用してもらうのもありです。
しかし、簡単ではありません。
「お金をかえてもらえるほどの人材である」と、思ってもらえないといけませんから。
一流の歌手というのは、何かアクションを起こせば同時に大きなお金も動く、そんな人物です。
※お金のお話ばかりですいません…が、事実でもあるので書いています。
歌や曲で共感してもらう事も大事
自身の歌や楽曲でより多くの人の共感を得る事は大事です。
そもそも良い曲ではない、歌が魅力的ではない、という事であれば人気は出ませんし、誰もついてきてくれません。
魅力的な声・歌、そして人間性も魅力的。
人気のある歌手というのは、本当にたくさんの人を巻き込んで仕事をしています。
台風の目になるようなイメージですね。
歌手になるうえで必要な能力について
魅力的な人である
先にも書きましたが、歌手として大きくなっていくためには歌も含めて魅力的な人である必要があります。
人に好かれる、感謝される、人が集まってくれる、そんな人になっていきましょう。
ボイストレーニングをやろう
勘違いされる方も多くいらっしゃるようですが、それは「ボイトレすると個性がなくなる」というものです。
結論としては、無くなりません。
むしろ最善の方法で、個性を伸ばしていくのがボイストレーニングです。
日々成長していく事を忘れず、精進していきましょう。
感性を鍛える
音楽は芸術です。
アーティストとも言いますね。
ですから、日頃からアンテナを張り巡らせて、本、映画、音楽、色々なものを読んで、観て、聴いて、感じて、五感をフル稼働させて自身のアーティスト活動に落とし込めるようにしましょう。
様々な事を理解し、感じる事で、自分というフィルターを通じて、音楽という形式に変換してアウトプットしていくのです。
そうする事で、あなただけが感じた思いや経験に共感をしてもらうのです。
継続が大事
継続はとても大事です。
無理のない方法で継続していきましょう。
そもそも根底には音楽が好き、という気持ちがあるので、音楽を嫌いにならないように自分ができる事からやっていきましょう。
例えば「YouTubeは好きじゃない、音楽活動として毎日動画をあげていくのはしんどい…」という事であれば、最初からYouTubeが難しいと思っているのであれば、他の事からスタートしましょう。
まとめ
これをやれば有名になれる、売れる、そういった手法はありませんが、これをすれば歌手になれる、という方法を紹介しました。
最後に紹介した内容をまとめると…
- できる事をやる
- できる事なら継続してやる
- オーディションなどを足がかりにする
- 自分がやれる事はすべてやる
- ファンを作る
- 感性を磨く
- 日々鍛錬(歌も見た目も)
です。
これらをしっかり意識してやっていく事が大事です。
何度も言いますが、売れるかどうかは別問題ですが、これらを継続して行っていく事で確実に歌手として成長をしていきます。
頑張っていきましょう!